【ATTAニュース】Adventure Travel World Summit Virtual 2021：再始動、開催意義
ATTAより、ATWS2021に関連するニュースが公開されましたので下記にて全訳を掲載いたします。
本年開催のATWS2021には、幣協議会の高田健右がMC、キーノートに出演いたします。（詳細はこちら）
（画像をクリックでATTAニュースサイトに移動します）（英語）
（画像出所：ATTAニュース）
是非本記事もご一読ください。
（本文・和訳）
アドベンチャー・トラベル業界で最も期待されている年次イベント「Adventure Travel World Summit」が、来月2021年9月20日から24日まで、バーチャルで開催されます。このサミットは、Adventure Travel Trade Association（ATTA）が主催し、毎年ユニークなアドベンチャー・デスティネーションと提携して開催されます。このサミットは、2020年のパンデミックが起こるまで、15年連続13カ国で開催されてきました。ATTAは、ホストデスティネーションである日本の北海道とともに、新しいバーチャルイベント体験を通じて、最も参加者数の多いイベントを再始動いたします。
（画像出所：ATTAニュース）
アドベンチャー・トラベル・ワールド・サミット（ATWS）は、ツアーオペレーター、アドベンチャー・トラベル・ライター、インフルエンサー、観光局、ギアブランド、アドベンチャー・トラベル業界に携わる企業が、ビジネス上のつながりを作り、著名なキーノート・スピーカーから学び、差し迫ったトピックについて同業者と協力する機会となります。ATTAは、過去1年間に数多くのバーチャルイベントを開催してきましたが、2021年のSummitに向けて、参加者の体験をより良いものにするための努力を続けてきました。ATTAのCEOであるシャノン ストーウェルは、「私たちは、このサミットが対面式であることを望んでいましたが、バーチャル開催の可能性も常に感じていました。私たちのチームは、Marketplace、MediaConnect、Pre-Summit Adventuresなどのサミットの主要な体験を、素晴らしい開催地である日本の北海道で、最高のバーチャルイベントプラットフォームを確保するために、熱心に取り組んでいます。」と述べました。
（画像出所：ATTAニュース）
ATWSは、業界のリーダーが一堂に会し、ビジネス上のつながりを構築するだけでなく、価値観を共有し、より持続可能な未来へのビジョンを推進するためのプラットフォームとしても機能していますが、今年のイベントテーマは「共生」です。「共生」とは、日本語で「2つの要素が調和し、互いに利益をもたらすこと」を意味します。北海道の先住民族であるアイヌの人々は、何千年もの間、自分たちの故郷を、自然が大切にされ、種が尊重され、尊敬される場所として守ることで、「共生」を体現してきました。参加者の皆様には4日間のイベント期間中、学びの機会として、コミュニティとの対話、バーチャルアドベンチャーなどを通じて、このコンセプトをご覧いただきます。
この1年は、間違いなく困難な年でしたが、業界の発見により、観光業の重要なポイント、つまり再生と再構築の機会が明らかになりました。AT業界の基本的な価値観と共通の目標は、旅行・観光業界全体の再建の中心にあります。今回のイベントではこれらの目標と、ATのコア・バリューである「自然との調和」を軸にした学びの機会とが多く用意されています。基調講演では、「Our Nature」「Tomorrow’s Travel」「Human Connection Around the World」「Passionate People」「Food, Earth, Happiness」などが行われます。また、コミュニティ・ラウンドテーブルでは、ビジネスにおける「共生」の実践方法が具体的に紹介されます。
サミット参加者の皆様には、ビジネスの成長と回復に役立つ実用的な業界の見識、建設的なビジネスのヒント、タイムリーな議論を期待しています。同時開催の分科会では、「Equitable and Ethical Storytelling（公平かつ倫理的なストーリーテリング）」、「Vaccines and COVID-Safe Travel（ワクチンとCOVID-安全な旅行）」、「Bringing About a Carbon-Free Travel Future（カーボンフリーな旅の未来を目指して）」、「Using Data to Transform Travel Experiences（データを活用した旅行体験の変革）」、「Community Tourism（コミュニティ・ツーリズム）」、「Spotlight on Domestic Travel（国内旅行のスポット情報）」、「New Traveler Behaviors & Expectations（新たな旅行者の行動と期待）」、「Values-Driven Businesses（価値観に基づくビジネス）」、「Sustainability（持続可能性）」といったトピックが取り上げられます。ほとんどのセッションでは、発表者と聴講者が知識を共有し、ネットワークを広げ、交流することが可能です。
（画像出所：ATTAニュース）
日本が特別な国であることは多くの人が知っていますが、今年のバーチャルサミットでは、日本のアドベンチャーや自然の素晴らしさについての情報や業界の情報を得ることができます。北海道出身のホストがガイドとなり、参加者は「Celebrating Japan」「Chado.The Way of Tea」などのセッションで日本の文化や伝統について学びます。「Celebrating Japan」「Chado.The Way of Tea（茶道）」、「Final Straw」などのセッションでは、日本の文化や伝統について学びます。また、「Final Straw: Food, Earth, Happiness」のショートフィルムの上映も行います。さらに、ATTAのストーリーテリングチームは、日本全国の撮影クルーと協力して、8つの素晴らしいバーチャルアドベンチャーを撮影しています。
ATTAは、参加者の皆様にまったく新しい方法で日本を体験していただくことを計画しています。例えば、富士山トレッキング、アイヌ民族の伝統や工芸品の紹介、秘境の寺院やサイクリングロードの紹介などです。「ATTAは長年にわたり、日本のAT関係者と協力して、世界の業界での正しい地位の確立を目指してきました。ATTAのアジア担当ディレクターであるジェイク フィニフロックは、「自然、文化、料理などの宝のような資源を、世界のATコミュニティに提供できることを嬉しく思います。」と述べています。
（画像出所：ATTAニュース）
ATWSは、イベントアジェンダにあるように、世界のタイムゾーンを考慮して4日間にわたって開催されます。基調講演は1日2回行われ、タイムゾーンに応じて、参加者はライブの分科会に参加し、一部の参加者はそのセッションの録画を見ることができます。また、イベント期間中、24時間体制で参加者同士のミーティングを開催することも可能です。すべての参加者は、各本会議の録画および繰り返しの放送を見ることができます。
バーチャル・マーケットプレイスとメディアコネクトは、世界中からの参加者に対応するため、様々なタイムゾーンで事前に調整されたライブミーティングが一定時間ごとに行われます。バーチャル・マーケットプレイスは、ビジネスパートナーとなりうるツアーオペレーターやバイヤーとの出会いの場であり、メディアコネクトは、サミットのオフィシャルメディアデレゲートと1対1で話すことができる特別な機会です。
今年は、「Canadian Traveler」、「National Geographic」、「Lonely Planet」、「Esquire」、「Sierra Club」、「Go Outside Brazil」、「Espaces」、「BBC」、「The Globe and Mail」、「Conde Nast Traveler」、「Travel Noire」、「The Guardian」、「Outside Magazine」、「Wanderlust」、「Newsweek」、「Wide Oyster Magazine」、「The Daily Beast」、「The Washington Post」など、14カ国から50名以上のトラベルジャーナリスト、エディター、インフルエンサーがサミットに参加するほか、多数のラジオ番組、地方紙、トラベルブログ、ポッドキャストなどが参加します。
2021年9月20日～24日に開催される「Adventure Travel World Summit Virtual」の参加登録を開始しました。マーケットプレイスのテーブルは完売しましたが、バイヤー参加者はこちらから登録できます。マーケットプレイスに参加するサプライヤーのリストはSupplier Directoryで、その他の参加者についてはDelegate Listでご覧いただけます。
