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【ATTAコラム】COVID-19ワクチン接種率がこの夏の旅行意欲を左右する

ATTAより、COVID-19のワクチン接種後の旅行意欲に関するコラムが発表されました。

(画像出所:ATTAホームページ)

(画像をクリックでATTAコラムサイトに移動します)

以下は当コラムの翻訳になります。

-アメリカ人は、この夏、アメリカ国内を探検したいという強い願望を持っており、60%以上の調査対象者が他の州での休暇を計画しています。また、アメリカ人は海外にも出かけ始めており、8.2%が今年の夏に海外での休暇を計画していると回答しており、中でもヨーロッパが最も人気のある旅行先となっています。

2021年4月中旬、10Adventuresは、この夏の旅行に対する一般の人々のスタンスをよりよく理解するために、1,500人以上のユーザーにアンケートを実施しました。回答の96%はアメリカ、カナダ、イギリスからのものでした。

10Adventuresの創業者であるリチャード・キャンベルは、このようにまとめています。”結果は、旅行への強い回帰を示しており、全体的な旅行意欲は、各国のそれぞれの予防接種レベルと一致しています。ワクチン接種率が高ければ高いほど、その国民は自宅から遠く離れた場所に旅行することを望んでいるのです。”

2021年6月1日現在、ワクチンの完全な接種率は米国人が41.2%、イギリス人が38.3%だが、カナダ人は5.5%のみとわかりました。(https://ourworldindata.org/covid-vaccinations のデータより)。

全調査対象者からのポイントをいくつかご紹介します。

・45.7%は、地元に滞在し、自宅近くの地域を探索する予定であると回答。
・46.3%は、国内旅行を予定しており、自国以外の地域への旅行も予定していると回答。
・海外旅行を予定している人は8.0%にとどまりました。海外旅行を計画している人の中では、ヨーロッパへの旅行が 最も多く、61%の人がヨーロッパへの旅行を計画しています。デスティネーション別ではスペインがトップで、ヨーロッパへの旅行を計画している人の25%が希望しています。


国別のデータを見ると、さまざまな違いがあります。

・アメリカ人は最も旅行好きで、調査対象者の61.9%がこの夏、他の州への旅行を計画しており、8.2%が海外旅行を計画しています。残りの29.9%は、家の近くにいることを計画しています。
・イギリスはアメリカとよく似ており、調査対象者の54.8%が英国の他の地域への旅行を予定し、8.6%が海外での休暇を計画しています。残りの回答者(36.6%)は、この夏、家の近くにいることを計画しています。
・カナダ人は、地元に滞在することを最も強く望んでおり、回答者の76%が夏休みを自宅近くで過ごすことを計画していました。他の州への旅行を計画しているのはわずか21.6%で、海外旅行を計画しているのはわずか2.5%でした。

これは、海外の旅行業界、特にアメリカやイギリスの観光収入に大きく依存しているヨーロッパ諸国にとっては朗報です。しかし、旅行者にとっては、国内旅行が最も人気のある選択肢であることがわかっています。つまり、アドベンチャートラベル事業者は、COVID-19ヘルス&セーフティガイドラインに沿って、地元の旅行者にアピールするユニークな旅行を提供し、地域市場に焦点を当て続けるべきなのです。-

当コラムの詳細はこちら(ATTAコラムサイトに移動します)

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